ホームページビルダーとDreamweaver |
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ホームページ作成ソフト
ホームページ制作ソフトは、市販されている物でも10以上出回っていますが、ここでは一番売れている「IBMホームページ・ビルダー」と、プロの使用者が多い「Dreamweaver」を比べてみたいと思います。どちらもホームページを作るための市販ソフトです。また、作られるホームページは、どちらのソフトで作っても(どのホームページ制作ソフトで作っても)、それほど大きな違いは出てきません。と言うのも、Internet Explorerに代表されるようなブラウザで見ること(HTMLで記述されること)が大前提としてホームページは作成されるからです。
ただ、両ソフトの値段には驚くほどの差があります。実売価格で、ホームページ・ビルダーは1万円前後、Dreamweaverは4万5千円前後します。では、どうしてこのような違いが出てくるのでしょうか。
『IBMホームページ・ビルダー』
HTMLを作成するオーサリングソフトと、画像処理を行うウェブアートデザイナー・ウェブアニメータ、それにFTP(サーバーに転送する機能)ソフトが一緒になっています。
特にウェブアートデザイナーは、フォトショップのように高機能ではありませんが、使いやすさでは大きく上回ります。簡単な画像処理ならフォトショップよりもウェブアートデザイナーのほうが早くて簡単におこなえます。
また、ホームページ自体もテンプレートを使えば、誰にでも簡単につくれます。しかしそうすると、「ああビルダーでつくったな」とすぐにわかるようなものになってしまいます。付属のテンプレートや素材はよほどの加工をしない限り、会社やお店のホームページなどの商用には向かないと考えておいたほうが良いでしょう。
生まれてはじめてホームページを作る人でも、なんとなくホームページが作れてしまうのがホームページビルダーです。それだけに、HTMLタグが乱れてしまったり、どんなブラウザ、OS、解像度、インターネット回線でみても同じように見えるかどうかも危ういのです。この辺りを熟知していないと、自分のパソコン上ではいいのだけれど、人のパソコンからみるとレイアウトや表示が崩れて見にくいという、一人よがりのホームページになる怖れがあります。趣味のページでしたら問題ありませんが、会社やお店のホームページなどの商用ページでは、良い印象を与えないでしょう。
これだけの多機能を揃えて、しかも実売価格が1万円を切っていること(アップグレードになれば3千円足らずで入手できることもあります)など、誰にでも手軽に買えるところが大きな長所と言えるでしょう。
『Macromedia Dreamweaver』
ホームページビルダーとは根本的なコンセプトが異なっています。HTML言語やその他プログラムについて熟知している人なら、プロ用としてかゆいところに手が届く設計に驚かされると思います。
細部をカスタマイズしたり修正したりすることが簡単にできるのもDreamweaverの特徴です。
HTMLやCGI・PHPなどの関連言語を修得し、Web作成を業務として行う人の選択肢としては最有力のソフトです。
ならば、Web作成を業務としておこなっていないならば、Dreamweaverよりもホームページビルダーのほうが良いのでしょうか。
そんなことはありません。特にショッピングページを立ち上げ、同じデザインで何十・何百という商品ページを管理している場合、ホームページビルダーでは管理しきれません。では具体的に、どう管理できないのでしょう。
ホームページビルダーにもDreamweaverにも、「テンプレート」と呼ばれるひな形の機能があります。1からページを作成していく場合、ホームページビルダーでもDreamweaverでも、大きな違いは生まれてきません。ですが、ホームページは1度作成してしまえば終わりという印刷物とは違い、日々更新してゆく物です。この更新作業において、ホームページビルダーとDreamweaverには、価格以上の差が生まれてくるのです。
ホームページビルダーで管理している場合、メニュー(目次)の一部に変更が生まれた場合や、全ページの共通部分(ヘッダーやフッターなど)、デザインなどに変更が生まれた場合、全てのページを更新する必要があります。つまり、100ページあるならば、100回の更新作業が必要になるわけです。これは今までのホームページ更新作業では当たり前のことでした。ですが、Dreamweaverにある「テンプレート」機能では、この作業が1回で済むようになります。Dreamweaverには、「ページの共通部分」と「共通でない部分」を分けてテンプレート化させる機能があるのです。そして、テンプレートをそのサイトごとに管理しているのです。また、サイト内でファイルを移動させたり、ファイル名を変更した場合の≪リンクの自動更新機能≫もDreamweaverは持っています。
つまり、ホームページビルダーは「ページ」ごとに管理をしているのですが、Dreamweaverは「サイト」ごとに管理しているのです。この差は、ページ作成時にはあまり実感としてわきませんが、いざ立ち上げ、運営を開始してみると、「更新に時間が掛かりすぎて、時間が足りない」と、ホームページビルダーで作成した人が必ずぶつかる壁です。そのようにして彩工房を訪れた方が多くいます。そして、それらの人々はDreamweaverに乗り換えていくのです。
更新の頻度や作成ページ数によって、ホームページビルダーが良いのかDreamweaverが良いのかが分かれてくると思います。是非ご自分の時給を出してみて、更新作業に掛かる時間的ロスを算出してみてください。その結果、両ソフトの価格差以上になるのであれば、Dreamweaverの使用をお奨めいたしますし、価格差以下であるのならば、ホームページビルダーでの作成をお奨めいたします。
画家や写真家の方で、ホームページに興味のある方は、まずはご連絡ください。






